リスクをテーマとするブログを書いて半年たちました―半年間の実績を振り返る―

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要約

ブログを開始して半年経過し50記事を書きました。半年間の実績をGoogle analyticsのデータを中心に振り返ってみます。

本文:ブログ半年の実績

今回の記事は普段とは異なり、このブログ自体をテーマに書きます。

本ブログは私の個人メディアとして情報発信するために書いているものです。私がリスク学を志すきっかけもある方の雑感ブログですし、誰かが継いでいくべきと勝手に思っています。

今はブログよりもSNSやYou tube全盛期ですが、条件反射的に140字でうまいことをいうゲームみたいなものには全く興味を持てないのです。また、動画はどうしても流し読みや斜め読みができないので、情報伝達には効率悪すぎです。両者とも文章が残らないのも面白くありません。その点、ブログは書けば書くほど文章が蓄積されていくのがよいですね。

さて、以前書いていた雑記的なブログから、二年間研究を離れていた期間を挟んで本格的なブログに切り替えて半年が経過しました。感想としては、自分はこんなに書くことが好きだったのか、というのが一番ですね。書くためにはいろいろ調べながら書かなければいけませんが、新しいことを調べるのも好きなので基本的に楽しみながら書き続けています。また、朝と夜に時間を作って書いているのですが、ダラダラと過ごしていた時間を効率的に過ごすことができるようになりました。

ブログを書くネタに関しては思いついたときにメモを取っておいて、常にストックを保持できています。そして、その中の関連する内容がニュースなどで話題になった際に、すぐにそれを書きだす、というようにしています。今後も時事問題にコメントを書くような感じで書いていけばネタに困るようなことはないだろうと思っています。それだけリスクネタはいろんなところに転がっているのです。

ただ、ちょうどブログを始めた4月はコロナ禍真っ盛りとなってしまいました。おかげでこの半年間の多くがコロナ関連の記事となりました。この間ブログのネタに困ることは正直全くなく、逆に書きたいことがたくさんありすぎてどのネタを書こうかで迷うことが多かったです。

公衆衛生の専門家やお医者さんが書くべきようなことはなるべく書かないようにし、自分がこれまで考えてきたリスク学っぽい独自の視点を重視するようにしました。特に線引き問題(基準値のからくりネタ)やリスク比較関係はかなり独自の視点を出せたのではないかと思います。

ブログ執筆戦略

ブログを始めるにあたっていろいろと調べていると、どうやらブログは100記事×2000文字=20万文字くらい書いて初めてスタート地点に立ったくらいだということらしいのです。毎日2000文字書いて3か月で達成を目指すべきだそうです。

検索エンジンで圧倒的シェアを誇るGoogle先生に評価されて検索で上位表示されるようになるにはそのくらい書く必要がある、という意味ですね。特にはてななどの既存のブログサービスではなく独自ドメイン(nagaitakashi.net)を取得して、ワードプレスで作成する場合は、ドメインの持っている評価がゼロなので、これを育てるまでに時間がかかるようです。ある程度の実績がないとGoogle先生が評価の土台にも乗せてくれないのです。

ただし、毎日書くのはさすがに無理という判断から、私の場合はまずは1年かけて100記事書こうと決めました。1年で100記事ですから、週に2回のペースで書き続ければ達成できます。このペースを守り、現在半年経過した時点で51記事書きました。文字数は1記事2000文字程度に抑えようと思っているのですが、書きたいことがたくさん出てくるので平均的に4000文字くらい書いてしまっており、51記事ですでに20万文字を超えました。

ということで、まずは100記事書くまではあと半年現在のペースを続けていこうと思います。気になるGoogle先生からの評価については、、、下に書きます。

Google analyticsから見る本ブログの半年の実績

Google analyticsでアクセス解析を行っています。基本データは以下の通りで、月間ユニークユーザー数は800人程度になっています。7月くらいまではどんどん増えましたが、その後横ばいになっています。こんなニッチな専門的な内容でも800人に見てもらっているというのは始めたばかりとしてはまあまあかもしれません。私の論文を読んでいる人は月に800人もいないでしょうから。。。

analytics

ユーザーの傾向などもデータとしては出てきます。あまり見ても意味はないのですが、一応以下に年齢・性別の構成を出してみます。35歳以下で6割を超えており、若い人によく見られているというのは結構うれしいものです。男女はだいたい半々ですね。

age

デバイス別に見ていくと、PCから見ている人が75%、モバイルが20%、タブレット端末が5%という割合です。専門的な内容なので、携帯で暇つぶしに見るというよりはPCでじっくりと見てくれているのもうれしいことですね。

次にアクセス元を見てみましょう。organic search(検索経由)が2/3を占めており、次にsocial(ツイッターやfacebookなどのSNS経由)が1/4程度、もうこの二つで9割を超えます。残りがdirect(ブックマークなど)とreferral(snsや検索サイト以外のwebサイトからのリンク)です。

channel

ページごとのアクセス数からどの記事が人気かを見てみます。

アクセス数トップは、ソーシャルディスタンスはなぜ「2m」かという「からくり」を書いた記事です。ダントツのトップになります。

何メートル離れれば安全なのか?ソーシャルディスタンスのからくり
ソーシャルディスタンスの距離は、ニュージーランドとイギリスで2m、米国では1.8m、オーストラリアで1.5m、シンガポールで1mです。日本ではマスクなしで2m、マスクありで1mです。この差は科学的な根拠に基づくものではなく、それぞれ科学と現実の狭間から生まれたものであろうと推測されます。

2位はつい最近書いた記事で、ワクチンはなぜ嫌われるかをジェシカちゃん問題と絡めて書きました。

ワクチンはなぜ嫌われるのか?メリットよりもデメリットに注目が集まる心理的要因
ワクチンはなぜ嫌われるかを心理学の「特定できる被害者効果」によって説明しました。ワクチンによって救われているはずの多数の命は「単なる統計的情報」である一方、ワクチンの副反応で苦しんだ特定の個人の声のほうが心理的なインパクトが大きくなるので、メリットよりもデメリットに注目が集まりやすくなります。

3位はインフルとコロナの死亡率を比較するならせめてこのくらいのことは考えてね!ということを書いた記事になります。

結局のところコロナ(COVID-19)とインフルエンザのリスクが高いのはどっち?リスクを比較をするときに最低限押さえておくべきこと。
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザのリスクを比較する際には、自分の主張に都合のよいシナリオのみを持ってくるのはフェアではありません。コロナのほうが季節性インフルよりも高リスクですが、季節性インフルも警戒を怠ると十分にリスクの高いものです。

4位は一番最初に書いた記事。リスク比較の基本の基本を書きました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを比較したいときに押さえおきたいポイント4つ。その1:リスク指標の計算
新型コロナウイルス感染症がどれくらい怖いものなのかを知るにはそのリスクをほかのリスクと比較することが大切です。リスクを比較する際に重要なポイントはリスクの指標(大きさ)を揃えることです。人口10万人あたりの年間死者数で表現することで、日本と諸外国のコロナウイルスのリスクを比較したり、コロナウイルス以外のリスクと比較できるようになります。

5位はコロナが疑わしい場合の職場復帰基準(発症8日後以降)の根拠について、わずか数人のサンプルの結果で決まっていることなどを書きました。

職場でのコロナ対策は自粛が開けてからが本番。発熱等疑わしい症状から職場復帰するまで何日必要か?
発熱等コロナウイルス感染症を疑う症状があった場合、職場に復帰するには陰性証明をもらう必要はありません。症状後8日かつ症状消失後3日経過後という目安が示されています。これはコロナウイルスの感染力の持続性が根拠となっています。

人気のある記事とそうでない記事のアクセス数の差は歴然で、残酷な事実をたたきつけられます。ただ、この辺の試行錯誤がやはり重要だなと感じています。

また、平均的なページ滞在時間もページごとに出てきます。多くの記事が5分前後で、わりとじっくりと読んでくれていることを意味します。ただし、中には2分を切るような記事もあり、あまり興味を持たれなかったことを意味します。

本ブログはGoogle先生からまだ全く評価されていない

上記で検索経由のアクセスが2/3を占めていると書きました。私もこの記事を書くまでは、なーんだGoogle先生から十分に評価されているじゃないか、と考えていたのです。ところが、この機会に検索サイトごとのアクセスを調べてみると、何と検索経由のほとんど(99%以上!)はMicrosoftの検索エンジンであるbing経由で、google経由はほとんどないことがわかったのです

つまり、本ブログはまだGoogle先生から全く評価されていなかったのです。どれくらい評価に差があるのかを実際に検索をかけて比較してみました。

bingだと、「ソーシャルディスタンス 根拠」「ソーシャルディスタンス 安全」で検索すると本ブログが検索順位1位で出てきます。ソーシャルディスタンスの記事が人気である理由がうかがえます。ところがgoogleだと100位まで見ても出てきません。。。「ソーシャルディスタンス 安全」では136位でした。これではgoogle経由で見つけてもらうのはまず不可能です。

bingで「ワクチンはなぜ嫌われるか」、「コロナ インフル リスク比較」で検索しても、本ブログは2位で出てきます。これがgoogleになると全く出てきません。ワクチンの方は記事のタイトルそのままで検索しているのにもかかわらず(!)です。

PFOSの基準値の根拠とリスク比較を続けて2本の記事にしましたが、これも結構人気があります。bingで「PFOS リスク」で検索すると3位と5位に引っ掛かります。これがやはりgoogleだと100位まで検索しても出てきませんでした。。。

有機フッ素化合物PFOS・PFOAのリスクはどのくらい高いか?その1:世界一厳しい日本の基準値のからくり
PFOS・PFOAは最近になり日本で水道水や環境水での目標値・指針値(基準値的なもの)が50ng/Lと策定されました。一方世界各国では70~10000ng/Lまで幅があり、日本が世界一厳しくなっています。無影響とされる量や基準値を決める際の仮定の組み合わせによりこのような差が出てきます。
有機フッ素化合物PFOS・PFOAのリスクはどのくらい高いか?その2:基準値を超えた場合と平常時のリスクを計算する
PFOS・PFOAの水中基準値(目標値、指針値)超過がニュースとなっていますが、基準値を超えただけではリスクの大きさはわかりません。曝露マージンや影響率などのリスクを実際に計算することでその大きさを判断できます。結果的に、PFOS・PFOAのリスクは平常時でも基準値超過の水を飲んだとしてもかなり低いことがわかりました。

ということで、Google先生はとても厳しいお方のようなので、今後はBing先生につこうと思います。皆さんもぜひbingを使ってください!
(もちろんまずは100記事書いて初めてスタート地点なので、それまで頑張ります)

今日から世界宇宙週間
今日から国連が定める世界宇宙週間が始まります。1957 年の今日、世界初の人工衛星、スプートニクが打

まとめ:ブログ半年の実績

ブログは書くのはとても楽しいことです。もっと書き手が増えて盛り上がるとよいのですが、100記事書いて初めてスタート地点というハードルは非常に高いです。Google先生の非情さは今回改めて知りました。1年かけて無理なく達成目指していくつもりです。Google analyticsによるデータ分析も楽しいです(機能がたくさんありすぎて使いこなせているのはごく一部分なのですが)。次は100記事達成後に改めて報告したいと思います。

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