身近なリスク

農業と熱中症の関係その1~熱中症の評価と管理の基礎知識~

夏の高温化により農作業中に熱中症で亡くなる事故が増えています。そこで本記事では農業と熱中症の関係に関する研究を整理したレビュー論文の内容を紹介します。熱中症の生理学、熱中症の評価方法、熱中症の対策と規制の順で情報を整理しました。
化学物質

新興化学物質としてのダイオキシン類・環境ホルモン問題を振り返ります

PFASやマイクロプラスチックなど注目度の高い「新興化学物質」の事例として、1990年代後半のダイオキシン類・環境ホルモン騒動を振り返ります。これらは当時のメディアによって人類滅亡の勢いで報じられましたが、実際のリスクはどの程度だったのかについても解説します。
リスクコミュニケーション

プレバンキングの実践ガイドはリスクコミュニケーションの実践にも有用

プレバンキング(心理的予防接種、デマに遭遇する前に心理的な耐性を築く手法)の実践ガイドである「A Practical Guide to Prebunking Misinformation」を紹介します。リスクコミュニケーションへの応用を念頭に置いてHow toを紹介します。
リスクコミュニケーション

デマ情報に対抗するための「Debunking Handbook 2020」の内容を紹介します

「Debunking Handbook 2020」の内容を紹介します。誤情報は害をもたらす可能性があり、そして誤情報はしつこい性質があるため、プレバンキングによって予防し、拡散した後は頻繁にかつ適切にデバンキングを行うことが重要です。実際の例を示しながらデバンキング情報の4つの構成要素について解説します。
リスクコミュニケーション

デマ対策の最前線をまとめます

前回の記事に引き続き、「現代誤情報学入門」を元にデマ対策について整理します。まずはデマ対策の分類について整理し、次に各種デマ対策についてまとめます。最後に本書の著者らが作成したプレバンキングのためのショート動画などの成果について紹介します。
リスクコミュニケーション

なぜニセ情報(デマ)にダマされるのか?なぜデマを拡散してしまうのか?

なぜニセ情報(デマ)を信じ、なぜデマを拡散するのか?について、最新の研究成果がまとめられている「現代誤情報学入門」という書籍の内容を元に整理しました。なぜデマを信じるのか?となぜデマを拡散するのか?はそれぞれ別の要因が働いていることが示されています。
リスクコミュニケーション

血液中PFASの検査の意義はある?その3:住民説明会の質疑を解析する 後編

PFASの血液検査を受けるべきか?という問いに対して、公衆衛生的な視点とはまた別の個人的動機について考察するために、PFASの血液検査とそれに伴う住民説明会を行った自治体における住民説明会の質疑を解析しました(後編)。これはリスクコミュニケーションの記録として貴重なものと考えられます。
リスクコミュニケーション

血液中PFASの検査の意義はある?その2:住民説明会の質疑を解析する 前編

PFASの血液検査を受けるべきか?という問いに対して、公衆衛生的な視点とはまた別の個人的動機について考察するために、PFASの血液検査とそれに伴う住民説明会を行った自治体における住民説明会の質疑を解析しました。これはリスクコミュニケーションの記録として貴重なものと考えられます。
基準値問題

血液中PFASの検査の意義はある?その1:血液中PFAS基準値のからくり

自治体が住民の血液中PFASの検査を行った事例がニュースとなっています。「基準値超え」という部分だけが注目されがちですが、そもそもの検査の意義を理解できるように、血液中PFAS濃度の基準値の導出根拠について詳しく解説します。
リスク比較

料理による肺がんリスクはどのくらい?

料理をすることで肺がんのリスクが高まるという話題がニュースにもなっています。日本の一般的な状況を踏まえて料理による肺がんリスクがどの程度なのかを定量的に示してみます。リスクは無視できるほど低くはありませんが、それほど心配するレベルでもなさそうです。