リスクコミュニケーション

熱中症になるからマスクは外すべき? 一見リスクの話をしているようで実はそうではない例

リスクの話をしているようで実はそうではない」問題の一つと考えられます。マスク生活にうんざりしている人たちが熱中症のリスクみたいな(都合の良い)情報に「これだっ!」と飛びついて「マスクは外すべき」となることを、認知的不協和理論を用いて解説します。
身近なリスク

犯罪リスクの男女差:日本はフェミサイド大国なのか?

日本は男女差別の面で遅れており、犯罪に関してもフェミサイド(性別が女性であることを理由に男性に殺されること)大国などと一部で呼ばれています。性犯罪以外の犯罪については被害者の男女割合は同程度が男性のほうが多くなっていました。ただし、安心感の男女差は諸外国と比較して大きくなっています。
リスクガバナンス

知床観光船事故から考える、事故が起こってからの規制強化と事前のリスク評価ベースの安全対策の違い

知床観光船沈没事故を受けて船舶の規制強化が議論されようとしています。事故が起こってからの規制強化と事前のリスク評価ベースの安全対策という二つの安全のカタチがありますが、船舶安全の分野ではFormal Safety Assessment(FSA)という後者のフレームが整っています。
化学物質

欧州で規制強化に向かう殺虫剤スルホキサフロルの例から学ぶ生態毒性情報の読みかたのポイント

欧州で規制強化に向かう殺虫剤スルホキサフロルについて日欧米の動きを整理し、さらにネオニコチノイド系農薬とどちらがマシかを判断するためにミツバチや水生生物に対する毒性の比較を行いました。ここでは特に毒性情報の探し方や読みかたのポイントに焦点をあって解説します。
ブログ

リスクをテーマとするブログを書いて2年が経ちました―半年間の実績を振り返る4―

2021年10月から2022年3月までの半年間のブログの実績をGoogle Analyticsのデータを中心に振り返ってみます。WEBアプリケーションのRiskToolsの公開など新たな試みも始まりました。また、アクセス数に加えて記事評価ボタンによる評価、Twitterでの反応など多角的なデータを収集しています。
基準値問題

飛沫感染・飛沫核感染・マイクロ飛沫感染・エアロゾル感染・空気感染などの定義は日本と海外で大きく異なる

日本の感染研がようやくコロナのエアロゾル感染を認めたというニュースがありましたが、飛沫感染・飛沫核感染・マイクロ飛沫感染・エアロゾル感染・空気感染などのややこしい線引きについて、なるべく国内外の公的機関が記載する定義を集めて並べてみたところ、日本と海外の違いがよくわかるようになりました。
ブログ

ブログのタイトル「リスクと共により良く生きるための基礎知識」の由来

コロナワクチン3回目接種による体調不良のため、今回はいつもの記事はお休みします。代わりにブログ運営開始からちょうど2年経過した節目なので、ブログのタイトル「リスクと共により良く生きるための基礎知識」の由来などを書いてみたいと思います。
基準値問題

成年年齢の18歳引き下げにともない、なぜ「お酒は18歳から」にならなかったのか?

飲酒開始年齢の根拠はアルコールの有害性などの科学的根拠ではなく「20歳以上は成年であるから」であったため、成年年齢が18歳に引き下げられると自動的に「お酒は18歳からOK」になるはずです。ところが飲酒開始年齢の引き下げに動いた自民党に対して日本医師会が撤回要求をしたため先送りになったようです。
リスク比較

「農家は長寿命」はファクトか都市伝説か?を検証します

「農家は長寿命」というSNSなど(県の政策文書にも!)でまことしやかに語られる説を検証します。(1)農業者の医療費は非農業者よりも低い、(2)農業者の死亡時平均年齢は非農業者よりも高い、(3)農家の割合が多くなると死亡率を下げる、という根拠が示されていますが、適切な解釈のためにはさまざまなバイアスを取り除く必要があります。
基準値問題

コロナ濃厚接触者の定義「15分ルール」のからくり―給食14分ルールは安全か?

コロナ感染者が出た際に濃厚接触者の認定を避けるため、学校現場では給食を15分以内に食べなければいけない、15分ごとに座席を離れていったん距離をとる、などのトンデモルール実施されています。濃厚接触者の定義である「15分ルール」が設定された根拠について解説します。
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