リスク比較

身近なリスク

夏になると頻発する海水浴での死亡事故:水難のリスクを計算して危険度を比較する

統計情報を活用して海水浴や釣りの死亡リスクを計算しました。海水浴(10万人あたりの年間死亡者数1.3人)よりも釣り(10万人あたりの年間死亡者数は3.5人)のほうが2倍以上リスクが高い結果になりました。海水浴は子供のほうが高リスクというわけではなく、一方で釣りは高齢者が高リスクでした。
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結局のところコロナ(COVID-19)とインフルエンザのリスクが高いのはどっち?リスクを比較をするときに最低限押さえておくべきこと。

新型コロナウイルス感染症とインフルエンザのリスクを比較する際には、自分の主張に都合のよいシナリオのみを持ってくるのはフェアではありません。コロナのほうが季節性インフルよりも高リスクですが、季節性インフルも警戒を怠ると十分にリスクの高いものです。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを比較したいときに押さえおきたいポイント4つ。その4:全体でみるか細かい集団に分けるか

コロナウイルスのリスクは性別や年代、地域によって違うことがわかっています。集団を分けると全体のリスクと異なってくることが今回のポイントです。この記事では東京都に住む60代男性のリスクはどの程度か?日本全体のリスクと比べてどのくらい違うか?などの計算をしてみます。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを比較したいときに押さえおきたいポイント4つ。その3:数字に飛びつく前に信頼性を判断する

メディアによる記事にはセンセーショナルな数字が見出しとして出てくることがありますが、その数字に飛びつく前にその信頼度がどの程度かということを考えることが重要なポイントになります。実際の統計値と仮想的シナリオによる評価、数理モデルによる予測の信頼性について記載します。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを比較したいときに押さえおきたいポイント4つ。その2:リスクのものさし

リスク比較をする際には、比較対象を都合よく選んで「○○よりも小さいから気にするな」という類のメッセージを出してはいけません。それを避けるために、常に一定のリスク比較のセット(リスクのものさし)を使って新型コロナウイルス感染症のリスクを比較してみます。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを比較したいときに押さえおきたいポイント4つ。その1:リスク指標の計算

新型コロナウイルス感染症がどれくらい怖いものなのかを知るにはそのリスクをほかのリスクと比較することが大切です。リスクを比較する際に重要なポイントはリスクの指標(大きさ)を揃えることです。人口10万人あたりの年間死者数で表現することで、日本と諸外国のコロナウイルスのリスクを比較したり、コロナウイルス以外のリスクと比較できるようになります。