SNS定点観測 2021年1月の「リスクコミュニケーション」を分析してわかったこと~SNS定点観測結果22~ リスクコミュニケーションに関するツイート・ニュースを解析しています。2021年1月は全体としては感染拡大を懸念する声が大きく、トップツイートではワクチンのリスコミに関するものが目立ちました。ニュースでは、大学入試共通テストでリスコミ的に問題のある文章が出題されたという記事がありました。 2021.02.26 SNS定点観測
SNS定点観測 2021年1月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果21~ Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2021年1月の調査結果からは、さらなるコロナ感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言によって、「リスクと言えばコロナ一色」という状況がさらに進んだことがわかりました。コロナウイルスの感染経路のイメージもまだまだ浸透していないようです。 2021.02.11 SNS定点観測
SNS定点観測 2020年12月の「リスクコミュニケーション」を分析してわかったこと~SNS定点観測結果20~ リスクコミュニケーションに関するツイート・ニュースを解析しています。2020年12月は第3波の感染拡大が続く中で再びリスコミへの注目度は上がっており、特にコロナワクチンの話題が急増しました。HPVワクチンの二の舞いを防ごうという流れも大きくなっています。 2021.01.27 SNS定点観測
リスクコミュニケーション 確率で書くとわかりにくいのでやめよう!その4:ワクチンの有効率・副作用と分母無視の法則 確率で書くとわかりにくい例として「ワクチンの有効性95%」や、分母を無視して判断を誤りやすい例として「ワクチン接種後に〇〇人死亡」について解説します。確率よりも頻度で示したほうがわかりやすくなりますが、頻度であっても分母を揃えて比較しないと容易に判断を誤ります。 2021.01.21 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 「緊急事態宣言下なのに外出している奴がこんなにいる」という報道は逆効果 「緊急事態宣言なのに外出している奴がこんなにいる」という論調の報道は怒りの感情を高めるだけで逆効果となり、逆に「自粛している人がこんなにいます」という部分を強調したほうが一人一人の行動の効果を実感できるため効果的と考えられます。現状では出歩いている奴を罰したいという感情を高め、人々の分断や差別をまねく懸念があります。 2021.01.17 リスクコミュニケーション
SNS定点観測 2020年12月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果19~ Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2020年12月の調査結果からは、コロナ感染拡大の中で旅行・温泉・帰省・結婚式などに行ってよいかの判断について、自分と家族等の周りの判断が対立して困っている人が多くいることがわかりました。 2021.01.10 SNS定点観測
化学物質 珪藻土に混入したアスベストは危険なのか?その2:リスクを計算して比較する 珪藻土バスマット中のアスベストは危険なのかどうかを判断するために発がんリスクを評価しました。ヤスリで削ったり割ってしまった場合でも、もともと存在する自然由来のアスベストの吸入量と比べて二桁以上低くなり、発がんリスクも懸念レベルにないと判断されました。 2021.01.07 化学物質
基準値問題 珪藻土製品に混入したアスベストは危険なのか?その1:基準値の根拠と情報ニーズ 珪藻土製品に基準値を超えるアスベストが検出された問題について調べたところ、基準値0.1%はリスクベースではなく、実行可能性や分析法の限界によって決まっていることが推察されました。つまり、基準値を超えているから危険という判断はできません。また、現在どのような情報提供が必要になるのか、ソーシャルリスニングの手法を用いて情報ニーズを整理しました。 2021.01.04 基準値問題
SNS定点観測 2020年11月の「リスクコミュニケーション」を分析してわかったこと~SNS定点観測結果18~ リスクコミュニケーションに関するツイート・ニュースを解析しています。2020年11月は第3波の感染拡大によってリスコミ関連ツイートは増加し、内容もコロナ関連が再度占めるようになりました。コロナ分科会はGoTo停止など以前よりも強い提言を出すようになり、尾身会長の存在感が増しています。 2020.12.24 SNS定点観測
化学物質 農薬の残留基準値を超過した際に健康影響を判断するための3つのステップ 農薬の残留基準値を超過したニュースを例に、健康影響を判断するステップとして以下の3つを紹介します。1.農薬評価書を活用して農薬の毒性、無影響量などを調べる2.影響が出るまでどの程度その食品を食べる必要があるのかを計算する3.リスクを評価し、そのリスクが受け入れられるかどうかを考える「基準値の〇〇倍!」という数字から判断できることはほとんどないことがわかります。 2020.12.13 化学物質