コロナウイルス

SNS定点観測

2020年9月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果13~

Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2020年9月の調査結果は、一言でいうとコロナが消えました。また、台風10号とドコモ口座不正利用が大きなトピックとして関心を集めました。
リスクコミュニケーション

「コロナでだけは死にたくない」とはどういうことか?「良いリスク」と「悪いリスク」の違い

「コロナでだけは死にたくない」という人が結構いるとのことですが、死に方にも良い―悪いという認知があるように、リスクにも良いリスク―悪いリスクという認知があります。専門家による分析的なリスクの大きさの判断とは異なり、良い―悪いという感情がリスクやベネフィットの大きさの認知にも大きく影響します。
SNS定点観測

2020年8月の「リスクコミュニケーション」を分析してわかったこと~SNS定点観測結果12~

リスクコミュニケーションに関するツイートを解析しています。リスコミに関するツイート数は減少を続けており、コロナによる緊急事態から平常時に戻りつつあります。内容としては、大阪府吉村知事によるうがい薬でコロナ対策に関するものなどがありました。
基準値問題

飲食店の感染症対策はグループ内かグループ間か?GoToEatキャンペーンの感染症対策のからくり

飲食店の感染症対策ではグループ内とグループ間の両方の対策が必要となりますが、GoToEatキャンペーンにおける感染症対策では、グループ内の感染症対策がもともとの外食業ガイドラインに比べて後退してしまいました。また、「徹底した」「できるだけ」「適度な」などのあいまいな表現が目立ちます。
SNS定点観測

2020年8月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果11~

Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2020年8月の調査結果からは、特にGOTOトラベルキャンペーンにより旅行に行っても大丈夫かどうかの判断に悩んでいる人が多いようです。ツイッターではコロナに関して明らかに気の緩みが見られ、ニュースで高い警戒がなされている状況と大きく異なっています。
リスクガバナンス

コロナに感染したのは自己責任だから謝罪して当然か?自己責任と差別・誹謗中傷の関係

安倍首相が病気を理由に辞任を表明しましたが、病気を揶揄する声も上がっており、これの「病気になるのは自己責任」という考え方はコロナウイルス感染者への差別や誹謗中傷と根本が同じです。感染対策をとっているかどうかも集団としての感染確率が高いか低いかの問題でしかなく、感染したという結果を個人の責任に帰するべきではないでしょう。
SNS定点観測

2020年7月の「リスクコミュニケーション」を分析してわかったこと~SNS定点観測結果10~

リスクコミュニケーションに関するツイートを解析しています。リスコミ関するツイート数はコロナ感染が拡大した7月においても減少傾向が続きました。内容としては、コロナ専門家会議から指摘を受けた政府主導のリスコミが見えてこないこと、感染者差別の懸念が増えていることなどがありました。
リスクガバナンス

コロナウイルスのリスクガバナンスにおける科学と政治その6:新たなコロナ対策分科会と6つの判断指標のまとめ

新たに発足したコロナ対策分科会は、感染症以外のさまざまな分野の方がメンバーに入りましたが、相変わらずコロナの方だけを見ており経済影響の評価がないままです。今回提案されたコロナの感染状況の判断指標も、先行する都道府県の指標をほぼ追随しており、あまり独自なものではありませんでした。
SNS定点観測

2020年7月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果9~

Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2020年7月の調査結果からは、コロナ感染再拡大によって関心度がまた復活し、「〇〇(特に旅行)しても大丈夫か?」という情報ニーズが高いままになっています。また、リスク選好度の違いによって人間関係のトラブルが増加している様子もうかがえます。
リスク比較

〇〇しても大丈夫か(コロナに感染しないか)?活動別のコロナウイルス感染リスク評価その4:評価シナリオの設定

コロナ感染リスクは活動の種類だけではなくシナリオに大きく依存してきます。活動毎の基本リスクレベル(1~10)に対して、各種シナリオに依存する「感染リスク係数(0~1)」をかけることによってより現実的なリスク評価になるでしょう。