永井孝志

ブログ

仕事で忙しい人がネタ切れせずに継続的にブログを書くためのコツを教えます【前編】

継続的にブログを書くための大きな問題の一つ「ネタ切れ対策」について整理しました。記事のタイプを考えて引き出しの数を増やす、定期的な情報収集により持ちネタを増やす、思いついたブログネタはすぐに決まったフォーマットに基づいてネタ帳にまとめる、の3点が重要です。
リスク比較

「農家は長寿命」説の検証その2:心理的要因や認知症との関係

農家は長寿命説の文献を批判的に検証した記事に対するコメントへの返答として、職業別の平均余命、なぜ「農家は長寿命」説を信じ込みやすいかの心理学要因、農家は認知症予防に効果があるのか、などを整理しました。結果として、農業が寿命や認知症に与える影響は明確ではありませんでした。
SNS定点観測

2021年10~2022年3月の「リスク」を分析しました~SNS定点観測結果26~

Google検索履歴やTwitter、YAHOO!知恵袋を用いて「リスク」のトレンドを定点調査しています。2021年度下半期(10~3月)の調査結果から、コロナ収束期(ワクチンリスクの最盛期)->オミクロン株による第6波->ロシアによるウクライナ侵攻とリスクのトレンドが移り変わったことがデータで示されました。
リスクコミュニケーション

熱中症になるからマスクは外すべき? 一見リスクの話をしているようで実はそうではない例

マスクと熱中症の関係は「一見リスクの話をしているようで実はそうではない」問題の一つと考えられます。マスク生活にうんざりしている人たちが熱中症のリスクみたいな(都合の良い)情報に「これだっ!」と飛びついて「マスクは外すべき」となることを、認知的不協和理論を用いて解説します。
身近なリスク

犯罪リスクの男女差:日本はフェミサイド大国なのか?

日本は男女差別の面で遅れており、犯罪に関してもフェミサイド(性別が女性であることを理由に男性に殺されること)大国などと一部で呼ばれています。性犯罪以外の犯罪については被害者の男女割合は同程度が男性のほうが多くなっていました。ただし、安心感の男女差は諸外国と比較して大きくなっています。
リスクガバナンス

知床観光船事故から考える、事故が起こってからの規制強化と事前のリスク評価ベースの安全対策の違い

知床観光船沈没事故を受けて船舶の規制強化が議論されようとしています。事故が起こってからの規制強化と事前のリスク評価ベースの安全対策という二つの安全のカタチがありますが、船舶安全の分野ではFormal Safety Assessment(FSA)という後者のフレームが整っています。
化学物質

欧州で規制強化に向かう殺虫剤スルホキサフロルの例から学ぶ生態毒性情報の読みかたのポイント

欧州で規制強化に向かう殺虫剤スルホキサフロルについて日欧米の動きを整理し、さらにネオニコチノイド系農薬とどちらがマシかを判断するためにミツバチや水生生物に対する毒性の比較を行いました。ここでは特に毒性情報の探し方や読みかたのポイントに焦点をあって解説します。
ブログ

リスクをテーマとするブログを書いて2年が経ちました―半年間の実績を振り返る4―

2021年10月から2022年3月までの半年間のブログの実績をGoogle Analyticsのデータを中心に振り返ってみます。WEBアプリケーションのRiskToolsの公開など新たな試みも始まりました。また、アクセス数に加えて記事評価ボタンによる評価、Twitterでの反応など多角的なデータを収集しています。
基準値問題

飛沫感染・飛沫核感染・マイクロ飛沫感染・エアロゾル感染・空気感染などの定義は日本と海外で大きく異なる

日本の感染研がようやくコロナのエアロゾル感染を認めたというニュースがありましたが、飛沫感染・飛沫核感染・マイクロ飛沫感染・エアロゾル感染・空気感染などのややこしい線引きについて、なるべく国内外の公的機関が記載する定義を集めて並べてみたところ、日本と海外の違いがよくわかるようになりました。
ブログ

ブログのタイトル「リスクと共により良く生きるための基礎知識」の由来

コロナワクチン3回目接種による体調不良のため、今回はいつもの記事はお休みします。代わりにブログ運営開始からちょうど2年経過した節目なので、ブログのタイトル「リスクと共により良く生きるための基礎知識」の由来などを書いてみたいと思います。