自殺

リスク比較

自殺のリスク評価その2:農家の自殺リスクは高いのか?

農家の自殺リスクは高いのか?の検証として、業種別自殺リスクとそれらの経年変化をまとめました。農業は就業者総数に比較して自殺リスクが高いのですがその解釈は単純ではなく、農業という業種の影響、自営業であることの影響、就業者総数の自殺リスクの過小評価など、考慮すべき点が複数あります。
リスク比較

自殺のリスク評価その1:若者ほど増加傾向で高齢者ほど減少傾向

自殺のリスク評価の第1回として、年代別の自殺リスクについてまとめます。自殺リスクはかつては高齢者が多かったのですが、若者ほど増加傾向で高齢者ほど減少傾向となっています。リスク指標として死亡率で見るか、損失余命で見るかでイメージが大きく変わります。
身近なリスク

大学生などの新生活にまつわる5つの身近なリスク:金銭、自転車、ネット、宗教、メンタル

4月は進学・就職などで新生活が始まる季節ですが、同時にさまざまなリスクに注意すべきタイミングです。「大学生が狙われる50の危険」という本をベースに新生活にまつわるリスクについてまとめた結果、特に注意すべきリスクとして「金銭、事故、ネット、宗教、メンタル」の5つが挙げられました。
身近なリスク

GoToせずともStayhomeにリスクありその2:Stayhomeのリスクは家庭内人間関係か?

コロナ禍にて自殺数の増加や幸福度の減少が見られていますが、これには家庭内暴力(DV)や介護など家庭内人間関係の悪化が関係しているようです。これは家庭内で起こることなのでStayhomeのリスクの一つといえます。特効薬はなさそうなので、経済対策や包括的な自殺対策、DV対策や介護の支援など、これまで通りの地道な対策が求められます。
幸福

2020年コロナ禍にて死者数は減少(主に高齢者に恩恵)し、幸福度も減少(主に若者と女性に損害)した

2020年の日本ではコロナ禍で逆に全体の死者数が減少しました(主に高齢者に恩恵)。一方で、コロナ禍の中でも特に若者と女性は、学校・仕事・社会経済などの劇的な変化を受けて幸福度が減少し、自殺者数も増加しました。世代・性別により恩恵と損害を受けた層が違っています。