あけましておめでとうございます。2023年もお世話になりました。今年もこれまでと同様のペースでブログを運用していく予定です。
今週は年末年始のためいつものブログ記事の更新はお休みです。かわりに過去記事を見ながら2023年を振り返ってみたいと思います。
2023年は2022年と違い、日本国内では大きな事故・事件がなかったように思います。海外ではロシアのウクライナ侵攻に加えて、イスラエルのガザ地区での軍事衝突が始まり大きな被害が出ました。
リスク的な視点からの大きなトピックとして以下の5つを挙げてみました。
(戦争は私が扱えるトピックの範囲外です)
11月に厚生労働省が飲酒ガイドライン案を公表し、少量でもがんのリスクがあることや、生活習慣病のリスクを高める飲酒量の目安として男性40g/日、女性20g/日が示されました。
8月に原発処理水の海洋放出が始まりました。SNSなどでは大きく騒がれましたが、いざ始まってしまうと海洋からはほとんど検出されず、反対派の興味がサーっとひいてしまったようです。
一方で、中国は日本産の海産物の禁輸措置をとるなど強硬な姿勢に出ました。これに対して日本はどのような対抗をとるのかはまだ具体的になっていません。
2023年を通して大きな騒動となったのがPFASをめぐる動きです。2022年以前まではPFOS・PFOA問題だったものが「PFAS」という大きな物質群として語られるようになってきました。特に米国の厳しい水道水基準や欧州のPFAS一括丸ごと規制は、まるで「狂気」ともいえる状況になっています。
2022年の後半に画像生成AIのMidjourneyや大規模言語モデルのchatGPTが登場し、2023年はAI新時代に突入しました。それに伴い、新たなAIリスクに対応する必要も出てきました。
これらの記事を読んでいただければ取り上げたトピックについて理解が進むと思います。2024年も引き続き時事問題は取り上げていきたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。
元旦にここまで書いたところで石川県能登半島沖地震が発生しました。まだ被害の全容がわかりませんが、重大な災害となる見込みです。今後も注視していきたいと思います。
コメント