リスク比較

リスク比較

リスク比較のためのRisktools ver5―食品中残留農薬のリスクのものさし表示ツール

リスク比較のためのWEBアプリ「Risktools」を作っています。今回公開した改良版(ver5)では、農薬の食品中残留濃度からリスクの大きさを評価して、リスクのものさしと共に表示する機能を追加しました。
リスクコミュニケーション

規制のためのリスク評価とリスクコミュニケーションのためのリスク評価の違い

リスクコミュニケーションのためのリスク評価はマクロなアプローチ(詳細ではないがさまざまな種類のリスクを俯瞰的に眺める)のほうが望ましいと考えます。マクロなアプローチの化学物質のリスクへの適用として、実際の農薬の残留基準値超過事例を用いて計算します。
リスク比較

がんは増えているのか?RiskToolsで世代別・部位別に可視化できます

某著名人による「先進国でがんが増え続けているのは日本だけ」という発言を検証します。本ブログのRiskToolsを使うと、直感的に理解しにくい年齢調整死亡率を使うよりも、世代別・部位別のがん死亡率の推移をわかりやすく可視化できます。
リスク比較

コロナ禍終了後の2023年から2024年にかけて日本の死亡リスクのトレンドはどのような変化をしたか?

コロナ禍終了後の2024年の人口動態統計による死因別死者数や死因別超過死亡のデータを分析しました。新型コロナウイルスは減少しインフルエンザは増加しました。年代別では若い年代で男女差が縮む傾向が進み、出生率は減少し続けています。
リスク比較

異なる種類のリスクを比較してはいけない?~リスク比較の「神話」を検証します~

「異なる種類のリスク比較は受け入れられない」と記されたCovelloらによる「リスク比較のガイドライン」は現在でも大きな影響力を持っています。このガイドラインの「リスク比較ランキング」の検証結果をまとめた論文を紹介します。
リスク比較

消防士の発がんリスク:PFASの影響はどのくらい?

消防士の職業曝露に発がん性があることが確認されています。そこで消防士の消防士の発がんリスクを比較します。消防士の殉職のリスクや発がんリスクを比較し、PFASに由来する発がんリスクも別途比較してみました。
リスク比較

リスク比較のためのRisktools ver4を公開しました

リスク比較のためのWEBアプリ「Risktools」を作っています。今回公開した改良版(ver4)では、「死因別リスクのものさし表示ツール」に最新版のデータを追加、「リスク要因別リスクのものさし表示ツール」に最新版のデータ・性別とリスク指標の選択を追加しました。
リスク比較

コロナ禍終盤の2022年から2023年にかけて日本の死亡リスクのトレンドはどのような変化をしたか?

コロナ禍終盤となった2023年の人口動態統計による死因別死者数や死因別超過死亡のデータを分析しました。新型コロナウイルスは減少しインフルエンザは大きく増加しました。年代別では10-20代女性と30代男性の死亡率の増加が特徴的となりました。
リスクテイク

リスクのものさしで理解する投資のリスク

新NISAの制度が2024年から開始され、投資のリスクが注目されています。投資のリスクは年間リターンの変動幅(標準偏差)で表現できます。これをものさしとしてさまざまな金融商品のリスク比較を行い、さらに金融商品の組み合わせでリスクをコントロールする方法を紹介します。
リスク比較

コロナ禍における日本と世界のリスクをDALYで俯瞰する―世界疾病負荷2021

リスクを俯瞰する試みとして世界疾病負荷(GBD)研究の2021年度版を紹介します。DALYを指標としてコロナ禍における日本と世界のリスクを比較してみました。新型コロナ関連のリスクは日本では低い(交通事故と火事の間)ものの世界ではがんを上回り非常に高くなりました。