リスクコミュニケーション 法的措置によるニセ情報(デマ・フェイクニュース)の拡散防止効果を検証します 法的措置によるネット上のニセ情報の拡散防止効果を検証するために、日産化学(除草剤ラウンドアップ)とMeiji Seikaファルマ(レプリコンワクチン)による法的措置の前後におけるネット上のトレンドの変化を、Google trendsとYHAOO知恵袋を用いて調べました。 2025.03.19 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 人生を怒りに搾取されるな!SNSでのニセ情報(デマ・フェイクニュース)拡散とレイジベイティング SNS時代になり拡散しやすい情報は不安・恐怖から怒りに変化し、リスクコミュニケーションもその変化に対応する必要があります。インプレッション狙いでわざと怒りのエサをばらまく行為(レイジベイティング)や怒りの感情がデマ拡散に与える影響を調べた研究成果について解説します。 2025.03.09 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 自発的なリスクと非自発的なリスクその2~1969年のスターの研究を読みとく~ 「自発的なリスクは非自発的なリスクよりも受容性が高い」という結果を示した古典である1969年に公表されたスターの研究を紹介します。論文の内容とともにその限界点も併せて紹介し、この限界を踏まえてリスク心理学がどのようなアプローチでリスク認知研究を進めたかという流れも示します。 2025.02.25 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 自発的なリスクと非自発的なリスクその1~線引きすることの是非~ 一般的に自発的なリスクは非自発的なリスクよりも受容性が高いと言われていますが、自発的・非自発的なリスクという区分自体がそもそもあいまいなものであり、区分自体が過剰な自己責任論を引き起こし、自発的で高いリスクを許容している現状を肯定することにもつながることについて解説します。 2025.02.13 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 「ゼロリスク」のシンプルなメッセージは妥当か?―ゼロリスクを求める心理学― 市民には小難しいことを言っても伝わらないからシンプルに「リスクはゼロです」というメッセージを出すべきなのでしょうか?この妥当性を考えるために、ゼロリスクを求める心理学や本当に人々はゼロリスク志向なのか?について解説します。 2024.12.30 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション ニセ情報(デマ・フェイクニュース)対策の心理学:どんな対策が有効か? ニセ情報(デマ・フェイクニュース)対策の心理学についての最近の研究成果を3つ(誤情報の拡散対策の効果、誤情報を拡散する心理と報酬、心理的予防接種の効果)紹介して、どんなニセ情報対策が有効か?をまとめます。 2024.12.16 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 情報セキュリティ白書2024は誤・偽情報(フェイクニュース、デマ)の最新状況がよくまとまっている ブラジルでX(旧ツイッター)が禁止されましたが、偽情報対策としてファクトチェックやプラットフォーム規制が注目されています。本記事では情報セキュリティ白書2024における誤・偽情報の脅威と対策の内容を整理し、リスク学的な視点から現在欠けている視点について考察します。 2024.09.09 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 本の紹介「フェイクを見抜く」 食品安全の専門家とメディアの専門家がタッグを組んで、フェイクニュースへの対処法を解説した本「フェイクを見抜く」を紹介します。特に(1)ニュースが作られる裏側、(2)農薬をめぐる報道姿勢、(3)ファクトvsフェイクという対立軸の変遷に注目して紹介していきます。 2024.06.11 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション フェイクニュース・ニセ情報に騙される人は増えたのか? 日本人は海外に比べてフェイクニュース・ニセ情報にだまされやすいという結果が出ていますが、これをどう受け止めたら良いのでしょうか?最近の調査事例や政府の取り組みなどを整理し、加えて「ニセ情報に騙される人は増えたのか?」という疑問について考えます。 2024.05.14 リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション 対決しないデマ対策:目立つ人より見えない人に向き合おう 目立つデマ発信者を黙らせるのではなく、見えないサイレントマジョリティからの信頼を得ることを目指してデマに対応しようという提案をします。なぜ対決姿勢ではダメでサイレントマジョリティを相手にすべきなのかを解説し、信頼を得るための方法についても解説します。 2023.05.01 リスクコミュニケーション